ペリー提督が献上したエンボッシング・モールス電信機にいての説明
このエンボッシング・モールス電信機は、安政元(1854)年、日米和親条約締結のために2回目の来日を果たした米国遣日使節のペリー提督が、米国大統領フィルモアから徳川幕府への献上品の一つとして持参したものです。
外箱中央のプレートには「For the Emperor of Japan」と彫刻があります。
エンボッシング・モールス電信機は、送信側の電信機上の電鍵でモールス符号を打つと、受信側の電信機の紙テープにエンボス(凹凸の傷がつく)されて、信号を送ることができます
大手町の逓信総合博物館所蔵 2013/8末まで開館 月曜休館