コンテスト勉強会 & 参戦記

JQ1KRT局を講師として、KRT局シャックをお借りしてコンテストについての勉強会を開催実施しました。

 

1.日 時   2014/4/19 午後

2.場 所   JQ1KRTシャック  つくばみらい市

3.出 席   JE1PYH、7L4CNQ、7N4PRS、JA7CIS、7K3GNL JQ1KRT(講師)

4.その他   資料はJQ1KRTに準備して頂きました。

 

 

 

ALL JAコンテスト結果
ALL JAコンテスト結果

ALL JAコンテスト参戦記

先日実施された ALL JAコンテスト参加メンバーの参戦記を掲載します。

 

1.JA1QKW(我孫子市)

今年のALL JAKRT局の熱意に賛同し、参加しました。昨年は100局だったので目標を200局に決めて参加しました。7HzのCWがメインです。

 

 14MHz21MHz28MHzCQを出しましたが7MHzは呼びに廻りました。もう歳で長時間のCQは疲れるので出来ません。千葉ハムの集いのJA1YAA30分だから集中して25局出来ました。そんなんでCQで高得点狙いではなく200局交信を目標にしました。昨年よりか高得点になるのでクラブにも貢献できるかと。

 

 26日の21時、コンテスト開始、先ずは3.5MHz、アンテナがアンテナですので3局のみ交信し7MHzQSY、賑やかでしたね。

 2126から2353まで7MHz39局、2358からは3.5MHzで6局、14MHzも出ている局がいたので4局、そのあと7MHzに移り101に1局やって焼酎で熟睡。

 

 27日朝は6時半に起きて7MHz CW,6:57から73915局、747からSSB,先ずはGNL局にご挨拶、拾って貰えないので2局で14MHzへ、CWで8局SSBで2局CQ出したら印西の馴染みの局が呼んでくれたのでしばしラグチュー。

 

 再び7MHzに戻りCW21局、1011 SSBに移り11局、1104より14 MHzに移りCWCQ、5局のみSSBに移り8局、115121MHzに移りCQ,Wで6局本当に参加局が少ない、2,6,8のみ大票田の13エリアはスキップしてNG28MHZに移りCQ、応答少なくCW3局のみ、ここまでで131局、昨年分はまず超えました。

 

 1248からは14MHz16局、1420から7MHzに移り39局、合間に14212812局。1949、最後に3.5MHz3局交信して終了。3.5MHz-CW,12 7MHz-CW,81 SSB,44 14MHz-CW,36 SSB,17 21MHz-CW,11 28MHZ CW,2 203局で目標達成です。

 

 私は紙ログ優先なのでどうしてもハムログ入力に時間が掛かり局数が増やせません。普段からハムログ入力優先にしたら良いのですが一本指入力ではCWのスピードについてゆけないのです 涙! 交信した局の出力を調べたらH-92,M-88,L-5,P-2局でハイパワー局が多いですね。参加各局御苦労様でした。   JA1QKW

 

2. 7N4PRS(取手市)---私の無線ライフとall  ja コンテスト初参加 

 私は無線の知識、技術は未熟ですが、アマチュア無線歴は意外と長いのです()

以前はJAコールも所持していました。

 そんな私がアマチュア無線入門時に間違っても、しないなと思う事が2つありました。

 

 1つ目は無線クラブへの加入です。それは7L4CNQさんとの出会いでめでたく打ち砕かれました。病気でのQRTからカムバックした去年、CNQさんからの初交信後、半年間お誘いを受けました。そして三顧の礼までして頂いたら入会しないわけにはいきません。その間、アイボールやご指導頂いた、捧会長はじめOM方のFBな人柄も入会動機であることは言うまでもありません。

 

 2つ目はコンテストへの参加です。アマチュア無線入門時から一貫して興味を持ち続けたものは「一万局QSO」と「全市全郡」の両アワードです。各種コンテストの当日はうるさい、周波数が制限されると困惑をしていました。「じゃ!何故、今回参加したんだ」と叱責の声が聞こえてきそうです。

 

 自分は病後の体調管理の都合上、クラブの集会が夜間や長時間の場合は列席する事ができませんので、昼間の集会にはなるべく参加したいと心がけていました。

 

 そんな矢先、根本運用部長から「all  jaコンテスト勉強会」への参加呼び掛けがあり、昼間の集会だし、各局とアイボールできることがあって参加させて頂きました。(実は軽い気持ちでした)

 ところが驚きました。事前に作成された「資料ファイル」を渡され、それに増して根本運用部長の熱心な説明、物見遊山でお伺いした自分が恥ずかしいかぎりでした。「こりゃ、やるしかない」と当然のように思いました。

 

 帰宅してから、ない頭で「参加方法」と「戦略」を考えてみた結果。アパマンハムと安普請のため自宅でのQRVは断念しました。移動運用、それも昼間のみという条件下でのトライになりました。そうなると周波数は少ない局数でマルチを稼げる7mhzを中心にQSOしようと決めました。 CWは小学生レベルなのでphoneにしました。

 

 土曜日夜9時スタートですが、この時間は日頃の習慣で「夢の中」。

 翌、日曜日10時リグに灯を入れると、な、なんと空いている周波数がない!!!

が~ん、それも普段3kc間隔が1kc間隔でQSOしてる。当然混信。しかし、CQ出している局長さんたちは屁とも思わない様子。これは百戦錬磨の強者達のイベントだ・・・正直、度肝を抜かれた思いですし自分の甘さも思い知らされました。

 

 仕方ないので「お声掛け」に回りました。

7メガのコンテスト周波数を上から丹念に呼び掛けていきました。下の方で、あるコールサインが聞こえました。海老原OMです。この百戦錬磨の強者の中にいました。根本運用部長からは「コンテスト上位ランキング者」ということも伺っていました。応答して頂き名前までよんでもらいました。感謝感激でした。

 

 そうこうしている内、7メガは終わってしまいました。他のバンドにQSYして、聞こえている5局ほどと交信して、今回のコンテストは終わりました。

 

(コンテスト総括)

1st.QSOが多かった→アワードに反映で    きる

○局数(点数)を稼ぐにはそれなのに努力が必要

○ハムログソフトやコンテストソフトに熟知できる

 

 「クラブへの加入」と「コンテスト参加」は自分のハムライフではあり得ないと思っていた事がこの半年間で現実のものとなりました。結果はよかったです。「目から鱗」とは今回のためにある慣用句と思いました。

次期コンテストの課題としてはCQを出して点数を稼ぎたいと思っています。

又々、皆様のご指導を頂きながら頑張ります。

                                          2014/5/10 7N4PRS/吉田

 

 

3.JA7CIS(つくばみらい市) 

今年のALL JAKRT局のご好意によりKRT局が参加者に事前説明をしてくれました。そのため不安が薄れ参加することにいたしました。はじめて参加のコンテストです。それも習い始めのCWを中心にしようと決心しました。 

 

 7MHZCWで26日21時開始。CWの機関銃でまったくコールがとれません。21時08分やっと1局目交信。次の交信は21時15分。この時点で後悔がよぎる。普通のCW交信で際、なかなかコールを取れないのに・・・。

 

 全身蜂の巣状態で日付けが変わるまでになんとか10局(3時間で)交信できました。これで就寝しようと一瞬考えましたが、「MLクラブへの点数反映」が頭から離れず、老体にむち打ち・・・パイルパイルの中徹夜で電鍵をたたき続け指が激痛状態となりました。電鍵に指が触れるだけで痛い。27日11時04分CW最後の交信となり、合計73局でした。

 

 その後11時15分「7MHZSSB」で交信開始し、12時37分の交信で体力の限界となり仮眠。16時45分再度交信開始するも紙ログであったため、ダブりが生じハムログにデータを入力することとなりました。データ入力後交信をつづけましたが、後の祭りとなってしまいました。SSB25局交信で、総合計98局となりました。マルチ26で総得点が2,548点でした。

 

 参加各局お疲れさまでした。   2014/5/11 JA7CIS/1 倉本道德

 

 

 

 

4.JQ1KRT(つくばみらい市)--2014ALL JAコンテスト奮闘記

 当局のALL JAコンテスト参加は、2009年以来6回目となります。
 この時期は、農作業とまともにバッティングするので、フル参戦が非常に厳しいのですが、JARLの登録クラブにもなったことだし、今年はクラブ各員の参加で、是非登録クラブ対抗にエントリーしようじゃないか、という話が持ち上がったのが、昨年の忘年会あたり。
 実は、それ以前に昨年の全市全郡で、VNL局とは示し合わせて、クラブ対抗の申請方法を事前学習していました。
ただ、闇雲に個人別ノルマを課してスコアアップを目指しても、本来の「無線を楽しむ」趣旨から離れてしまうので、QSOのペースはクラブ各員の自主性に委ねる事としました。


 一応、コンテストのお作法やら特殊事情等、知っておいて損はない事もあるので、4月中旬には決起集会(?)を開催して、当日に臨みました。

 

 26日(土)は、早朝から農作業そっちのけでコンテスト準備に余念がありません。
土曜日中に農作業を可能な限り済ませておいて、土曜夜間と日曜はコンテストに集中できるよう計画しました。この時期は圃場に水を入れて代掻きを行う時期ですが、幸か不幸か今年は水の廻りが悪く、作業ができそうにありません。
おかげで、日曜の大半をコンテストに費やすことができました。

 

4月26日(土)
 午後9時から、コンテスト開始です。
同時間から始まるクラブのOAMには、声だけかけてコンテストに移ろうと考えていましたが、時報と共に、ツー・ト・トトト・ツー(TEST)を聞いた瞬間、OAM参加はどこかへ飛んで行ってしまいました。申し訳ありません。

 開始早々はS&P(呼び回り)から入りました。局数を稼ぐには、ラン(CQ)から入る戦略もありますが、各バンドの様子をうかがうためにS&Pから始めました。


 今回は、電信電話オールバンド参戦予定でしたが、マイクにつなぐ予定のCQマシンが見当たりません。 (近頃、全く使わないのでどこかにしまい込んだか…orz)
仕方ないので、電信部門メインで行く事に急遽路線変更です。


 土曜夜間は、各バンド呼び回りと、7MHz・3.5MHzのランニングを予定していました。

3.5/7MHzの両バンドは、開始早々で賑わっているはずなので、50MHz から呼び回ります。
が、他局とバッティングしてしまい、ピックアップしてもらえません。相当の時間ロスです。
 まばらな14/21MHzを覗いて、7MHzへ。やはり賑やかです。ついでに3.5MHzも覗いてみます。
 この時点で、22:50。まだ59QSOです。やはり呼び回りは時間がかかります。


 痺れを切らして、7MHzでCQ開始。
30分ほどのランニングでしたが、43QSO。やはり効率は良いですね。
午後11時も近いので、今一度各バンドを回って、夜間のメインバンド、3.5MHzに出ます。
が、大誤算が、、、
空き周波数が見つかりません。。。

で、上に行ったり下に行ったりで30分のロス。完全にタイミングを逸しました。
0:10頃から、ようやく3.5MHzでCQ開始しますが、時間が遅いのかあまり呼ばれません。
20分持たずにQSY。


 夜間の50MHzオープンも期待しましたが、今回は不発のようです。

3.5MHzの不振がショックで、午前1時に白旗掲揚。この時点で150QSOでした。
(ちなみに、事前のシミュレーションでは、寝る前までに200-300QSOを目論んでいました)

 

4月27日(日)
 日曜の予定は、早朝に3.5/7MHzを重点的に、昼前後から14/21/28/50MHzでマルチ獲得大作戦、そして、夕方からフィニッシュまでは、7/3.5MHzで局数アップ、という皮算用をしていました。

 

 しかし、前夜の3.5MHz不調のショックが尾を引き、すっかり寝坊。起きたら6時半です。
各バンドを巡回して、市長選の投票へ出かけます。半分投げやりモードです。
それでも、投票から戻って、HFハイバンドのオープンに期待しながらあちこちをウロウロ。
午前9時半頃より7MHzでランニング開始。1時間弱で50局。まずまずのペースです。

 

 午前10時半。ボチボチ、ハイバンドのコンディションが上がってくるだろうと期待して、14MHzにしばらく居座ります。
が、6/7/8と1エリアのみで、他エリアは全くダメ。。。
あちこち徘徊して、正午。この時点で305QSO。当初計画から半日遅れです(^^;

ハイバンドがダメなら、7MHzで稼ぐしかありません。
でも、時々ハイバンドにも浮気しながら、午後4時。ゾロ目の444QSO。


 今回は、14MHz様にフルサイズのVDPを庭に移動運用よろしく建立しましたが、これが結果的にFBでした。常設のワイヤーDPの地上高が低いこともあり、ハイバンドはこれまでのワイヤーDPではノイズが多くSメータの振れもいまひとつ。今回はVDP(6mH)のおかげか14MHz帯で結構稼げました。

 

今回の当局の設備は:
リグ: YAESU FT-2000D (50W出力) *100W出すと電圧降下で部屋の電気が暗くなるので、通常はほとんど50W運用で、200W機のご利益があまりありません。
ANT: 3.5/7MHz ワイヤーDP(短縮)
 14MHz     フルサイズVDP(移動用アンテナ利用)
 21/28/50MHz 3エレトライバンダー八木(短縮)

 

 翌日月曜は、CM予定なので、夜間のVDP撤収は厳しいものがあります。午後4時にて14MHz用VDPは撤収。以降はノイズの宝庫ワイヤーDP頼みです。

VDP撤収後は、周波数確保の意味もあり、早めに3.5MHzでランを開始します。
しかし、呼ばれず30分と持たずにあちこちのバンドへ。。。
もう少し、7MHzで粘った方が良かったかもしれません。

 

 午後7時半、夕食&入浴タイムです。この時点で545QSO。スコアは大体80,000くらいです。
100,000点の大台を!との無謀な当初目標は、ハイバンドでのマルチが伸びずに実現しそうにありません。

 

 午後8時過ぎは、ランする気力もなく、地道にNewとなる局を呼び回り、20:50をもってタイムアウト。いつもはCQ空振りして終わるので、今回は大人しいエンディングでした。
合計568QSO(うち、Dupliが3QSO)で、6バンドのマルチ合計は152でした。
うち、CQは233。CQ比率は41%です。もうちょっとランニングしないと局数は伸びないようです。
 それとバンドチェンジしたときに、ログの周波数切り替えを忘れていた事があるので、若干の減点がありそうです。


雑感:
* オールバンドで長時間の参加は初めてでしたが、バンドチェンジのタイミングが難しい
* 敏腕コンテスターでは常識の「SO2R」(Single Operator Two Radios)を会得しないと、スコアは伸びない
* なぜか、MLウェーブクラブ各局とはお会いできませんでした(涙)
* 今回は結局「電信部門」参加となりましたが、「電信電話部門」参加の場合、あの混雑の中、3.5/7MHz両バンドのPhoneモードでCQは出せない、、、(QRMに混じる勇気がない)
* 3.5-50MHzまで、6バンドのQRVでしたが、6バンドQSO:4局、5バンドQSO:5局、4バンドQSO:5局と、多くの局に複数バンドでサービスいただきました。28MHzと50MHzが当局にとっては鬼門でした
* 緊張感が長時間持続せず、直ぐにリタイヤしたくなる癖をなんとかしたい、、、と、思いますHi
* 決起集会(?)で、ハムログ講習を実施すればよかったかも。。。
* いつもの事ながら、コンテスト最中は早く止めたくて仕方ないのに、終わってしまうと次のコンテストがなぜか待ち遠しい(病気か・・・)

 

 参加いただきました、クラブ員各局、大変お疲れ様でした。
無味乾燥に思えるコンテストでも、色々な楽しみ方がありますので、各局の楽しみ方を見出すと共に、今回の参加が運用技術向上の一助となれば幸いです。
と、言うわけで7月の6m AND DOWNにも是非ご参加願います。(無理はせずに自分のペースで)

 

                  de JQ1KRT

 

 

 

宮本さんを囲んで

帰省中のJF1WQN宮本さんを囲んで懇親会を開催しました。

 

1.日 時  2014/5/5 17:00-20:45

2.場 所  JH1KFT's DOME HOUSE

3.出 席  JF1WQN、JA1KPL、JQ1KRT、JA1QKW、JG1VNL、7L4CNQ

        7K3GNL JH1KFT